2010-04-23 第174回国会 衆議院 環境委員会 第9号
温暖化対策の世界的権威であります茅陽一先生の著書「低炭素エコノミー」の中で、このシナリオが可能となるのは、二十一世紀後半でエネルギーの大部分がバイオマスに転換され、しかもバイオマス消費から排出する二酸化炭素をCCS、地中貯留で処理するといった極端な方策が必要で、ほとんど実行は不可能だ、こうおっしゃっているんです。
温暖化対策の世界的権威であります茅陽一先生の著書「低炭素エコノミー」の中で、このシナリオが可能となるのは、二十一世紀後半でエネルギーの大部分がバイオマスに転換され、しかもバイオマス消費から排出する二酸化炭素をCCS、地中貯留で処理するといった極端な方策が必要で、ほとんど実行は不可能だ、こうおっしゃっているんです。
その背景は何なのかということについて考えてみますと、私はあえて、日本は非常に高名な先生、茅陽一先生がいると思いますが、東京大学名誉教授も務めていらっしゃると思います。茅先生がこの一月二十六日のエネルギー・資源学会で記念講演をしまして、先生は何をおっしゃっているかというと、二度Cに対応する世界全体の半減ということは途上国が反対する、反対している。
〔会長退席、理事主濱了君着席〕 そして、あと、この短時間の間で、資料の二ページ目のところを御指摘いただいて、すごいなと思ったんですが、これは、こちらの方の資料ですけれども、我々、俗に茅恒等式と呼んでいるもので、東大の名誉教授の茅陽一先生、僕が卒論のときの恩師なんです。中上さんも非常によく深く関係されている方ですが、CO2排出量、こういうふうに要因分解すると分かりやすいんじゃないかと。
結局、日本で炭酸ガスの急増問題がまともに取り上げられるようになりましたのは、ちょうど七年前になるかと思いますが、茅陽一先生がローマ・クラブに出席なさいまして、あちらでそういうことを言われたときに初めて、かなりまともに考える方が出てきたということになります。
最近になって固が二分の一補助を出して、負担をするというふうなことにやっとなってきましたけれども、新エネルギーの専門の茅陽一先生ですとか、それから通産省の方とかNEDOの関係の方とか、私ども何人がお話をじかに伺って、もっとこういうことに力を入れられないものだろうか。知恵を出すことによって、生活者ももっと身近に科学技術の恩恵をこうむることができるし、それが国際貢献できることで一番わかりやすい。
多方程式といいますのは、東大の茅陽一先生が気候温暖化問題を議論されるときに説明された図式でございまして、わかりやすいものですから多方程式と言わせていただきます。実はこの内容は先ほど藤目さんが図六あるいは図十四で御説明されたことと同じでございまして、なぜ藤目さんが図六あるいは図十四で省エネあるいは代エネについて御説明になったかという裏づけの考えにもなるわけでございます。
本日は、国際社会問題のうち、地球規模の環境破壊について勉強いたす、かようなことで、日本気象協会調査役朝倉正先生、東京大学教授茅陽一先生、日本気象協会相談役末廣重二先生の三先生に参考人としてお出ましをいただいております。 御多用の中をお出ましいただきましてまことにありがとうございました。
次に、茅陽一先生、どうぞお願いします。